今回は、THE BLOSSOM京都(ザ ブラッサム京都)の宿泊記です。
THE BLOSSOM(ザ ブラッサム)は、JR九州グループが展開する宿泊特化型のラグジュアリーホテルで、JR九州ホテルの最上位ブランドです。
こちらのザ ブラッサム京都は、日比谷(東京)、博多(福岡)、熊本に次いで4件目のTHE BLOSSOMホテルで2022年8月に新規オープン。
JR京都駅から一駅の地下鉄五条駅から徒歩2分
外観はホテルらしくない、非常に落ち着いた佇まいなのは京都ならではでしょうか。
エントランスに車寄せはなくホテルには駐車場はありません。
ホテルエントランス
THE BLOSSOM KYOTO(ザ ブラッサム京都)
左手前方がホテルロビーへと続くアプローチ
右手はホテルレストラン「京都五条小野」へのビジター用の入口
フロントロビーへ続くアプローチ
京町屋を思わせる和の赴きが感じられる空間です。
ロビーフロアはあまり広くありませんが、すぐにスタッフが近づいてきてフロントに誘導されチェックイン。館内の案内など丁寧な説明を受けます。
エレベーターでお部屋へ。
この日アサインされたのは2階客室。
「デラックスツインルーム(28㎡)」
ベッドルームは畳敷きで靴を脱いで利用するスタイル。
ツインベッドと窓際にチェアとティーテーブル
今どきのホテルらしくビジネスデスクはありません。
クローゼットは扉がなくオープンスタイル
地下の大浴場利用時の館内着があります。
ミニバーはこちらに。
無料のミネラルウォーターとコーヒーは自分で挽いて淹れるタイプ。
冷蔵庫は空でした。
バスルームです。
御手洗い
新築開業1年未満なので水回りはとてもきれい。
国産ボタニカルコスメセットがありました。
こちらのホテルには地下に大浴場がありますが、客室のバスルームも全室が洗い場付き。
洗い場付きバスルームは自宅のように寛ぐことができるので、ホテル選びの大きなポイントです。
デラックスルームの客室は五条通りに面しています。
足下まである大きな窓が特徴的ですが、2階ということで外からの視線がやはり気になります。
リラックスするならブラインドを降ろしておいた方が無難です。
地下の大浴場にも行ってみました。
手前が男性用、奥が女性用
カードキーをかざして利用します。
脱衣場はあまり広くなかったですが、浴室内はけっこう広くゆっくりと入浴することができました。やはり大浴場があるホテルは良いです。
湯上がりラウンジ
こちらではコーヒーやドリンク、スナックやアイスなどが自由に頂けます。
地下にはこじんまりしてましたがジムもあります。
湯上がりにアイスキャンディーをいただきました。
宿泊特化型とはいえ大浴場にジム、無料ラウンジなどサービスはとても充実しています。
夜の五条通り
国道1号線五条通りは深夜でも交通量が多く、今回は2階ということもあり騒音はかなり気になりました。
深夜の騒音は気になるポイントですが、シングルルームなどではそもそも眺望が無い(窓の外はビルの壁)と思われるので、この辺りは市街地の街中ホテルでは仕方ないことです。
翌朝
朝食レストランはチェックイン時に先着順で利用時間を予約しますが、すでに7時,8時台の時間は満席とのことで今回は9時過ぎからの遅い時間で利用しました。
ホテルレストラン「KYOTO GOJO ONO(京都五条小野)」
お洒落な店内
朝食は肉or魚orホットサンドからメインを選ぶハーフブッフェスタイル。
今回はホットサンドをチョイス。
イチゴとオレンジを添えたお洒落な出来立てサンドイッチがサーブされました。
ブッフェも小洒落たメニューが多く、レストランスタッフの対応も好印象。
遅い時間だったこともあり比較的落ち着いていて、とても満足度の高い朝食でした。
チェックアウトは通常11時。
朝食を終えたらもうチェックアウト時間になってしまい、お部屋を後にするのが名残惜しいぐらいです。
ホテルエントランスからロビーに続くアプローチ。
チェックアウト時に支払いを済ませてホテルを後にしました。
THE BLOSSOM 京都
ウェディング施設やホール,プールなどを備えない、いわゆる宿泊特化型のホテルですが、JR九州グループらしい木のぬくもりを感じさせるゆとりある客室に全室洗い場付きのバスルーム、宿泊者専用の大浴場に湯上がりラウンジでの嬉しいサービス、そしてお洒落なレストラン…
スタッフの対応も好感で、宿泊特化型でありながらハイクラスホテルに相応し満足度がありました。
京都中心部はホテル激戦区で多種多様なホテルが建ち並びますが、京都駅からも程近い立地に落ち着いたお部屋と大浴場も備えるTHE BLOSSOM京都はちょっとリッチな隠れ家的ホテルとして上質な大人旅にオススメなハイクラスホテルです。