グランドプリンスホテル新高輪の宿泊記です。
JR品川駅高輪口エリアにあるプリンスホテルグループのうちのひとつ。
こちらは1982年開業、建築家の村野藤吾氏が手掛けた白亜の外観が特徴的なホテルです。
品川駅高輪口から徒歩10分ほど
柘榴(ザクロ)坂を登った先にホテルがあります。
こちらは柘榴坂の途中にあるサブエントランス
グランドプリンスホテル高輪、ザ プリンスさくらタワーと同じ敷地にあり、ホテル名称が似てることもあり初めてだとちょっとわかりにくいです。
広い車寄せがあり立派なメインエントランス
当ホテルだけでも客室数が900を超え、隣接する宴会場棟の国際館パミールもあるためホテルロビーは広々しています。
16時頃の早い時間に到着したらフロントは少し混み合っており自動チェックイン機に誘導されました。
自動チェックイン機での手続きはビジネスホテルっぽくて、客室階や朝食レストランの案内もなく、けっして宿泊費も安くない立派なシティホテルなのに到着早々にチープな印象を受けました。
客室棟エレベーターは6基ありますが、客室数が多いこともあり少し待ちます。
この日の客室へ
最もエレベーターホールから遠いお部屋です。
10階スーペリアモダンコーナーキング(36㎡)
ゆったりとした広々キングルーム
キングベッド
壁際にソファとティーテーブル
独立したビジネスデスク
テレビとバーコーナー
ミネラルウォーターは無料
冷蔵庫は空でした。
電気ケルトではなくポットが置かれていました。
バスルーム
スペースは取られているもののユニットバスです。
シティホテルなのでアメニティ類はしっかり準備されています。
グランドプリンスホテル新高輪では全ての客室にバルコニーがあります。
バルコニーは広くなく、隣室バルコニーとの仕切りもないのであくまで気分転換に出るぐらいでしょうが。
品川駅周辺のビル群が見えます。
外出から戻ってきたらエレベーターホールの窓からはライトアップされた東京タワーが見えました。
手前に見えるのがグランドプリンスホテル高輪
東京タワービューとなる客室は限られています。
客室からの夜景です。
残念ながら東京タワーは見えません。
翌朝
身支度せずに朝の風を感じようとバルコニーに出ると、2,3室隣の客もバルコニーに出てきて目が合ってしまいましたw笑
お天気が良く気持ちが良いです。
朝食は地下1階レストラン「スロープサイドダイナー ザクロ」
客室棟からやや離れた柘榴坂に面したサブエントランス脇にあるレストランです。
同じフロアにはセブンイレブンがあり便利です。
エントランスはこじんまりしてますが奥行きが広く、席数も多くありました。
メニューは和洋折衷パン類まで豊富に揃っていました。
いくら茶漬けなどをいただきました。
どうやらこの日はホテル宴会場で都内の大学の卒業式があったらしく、柘榴坂を行き交う晴れ着姿の方々を眺めながらの朝食となりました。
朝食後にホテルの日本庭園をちょっと散々
3つのプリンスホテルの中心が日本庭園となっていて、庭園を介して各ホテルを行き交うことができます。
白亜の外観と全室バルコニーが目を惹くグランドプリンスホテル新高輪
庭園内の観音堂
こちらはワンランク上のザ・プリンスさくらタワー東京
グランドプリンスホテル新高輪をバックに日本庭園
錦鯉が優雅に泳ぎます。
こちらが3つのプリンスホテルの中では最も古いグランドプリンスホテル高輪
グランドプリンスホテル新高輪の宴会棟である「国際館パミール」
中に入ると広大なロビーフロアになっており、大小多くの宴会場があるようです。
プロ野球ドラフト会議の会場としても野球ファンには有名です。
国際館パミールとグランドプリンスホテル新高輪客室棟は館内通路で繋がっています。
日本庭園も含めて迷路のような広大な敷地にびっくりです。
チェックアウトは11時
事前精算で追加の精算がなければ自動チェックイン機にカードキーを差し込むだけなのですぐに終了。
品川駅行きのシャトルバスは現在3つのプリンスホテルを巡回するようなかたちでの運行で、品川駅前まで向かわないようになっていました。
品川駅高輪口でのリニア開業工事の影響でしょうが、ホテルから品川駅まで微妙な距離なのでシャトルバスの運行もちょっと不便です。
バルコニー付きの広いお部屋にレストランも充実。
都心の真ん中の日本庭園も非日常を感じられます。
品川駅からのアクセスがちょっと微妙なのと、チェックインが自動チェックイン機で少しチープさを感じ、大きなホテルなのに案内なども不十分というあたりが残念ではありましたが、総合的には高評価できるホテルではないでしょうか。
近年は東京都心のホテル価格が曜日問わずかなり高騰している中でも、こちらは予約サイトによっては比較的リーズナブルに利用できることもあるので、品川や都心での宿泊には利用価値がありそうです。